2017年2月13日月曜日

著作権について


 
たけまるです。

最近ブログとか書くようになって、

twitterとかブログって著作権とかどうなってるの??

って思いました

僕正直具体的によくわかってないんすよ。

みんなもそんな感じじゃないかな~と思って 具体的に勉強しながら書いてこうと思います。

糞長いし結構わかりにくい記事です。すみません。



著作権とは


特許権、商標権などと並ぶ知的所有権の一つ。
出典 山川出版社倫理用語集より抜粋(家にあった)

わお。超ざっくり。



じゃ知的所有権って何??

小説や論文・音楽・デザイン・ソフトウェア・発明など、人間の知的な創作物や
商標(ブランド)などの営業上の信用に対する権利。
具体的には著作権・特許権・意匠権・実用新案権・商標権などを指す。
出典 山川出版社倫理用語集より抜粋(家にあった)


やばい俺は知的所有権のことを著作権だと思ってた…。



もうちょい詳しく知的所有権について調べました。




知的所有権(知的財産権)


知的所有権とは大きく二つに分かれる。

・知的創造物についての権利

特許権や著作権などの創作意欲の促進を目的とする。
 

・営業上の標識についての権利←これは今回あんまり触れない。

標権や商号などの使用者の信用維持を目的とする。
 (同じ名前で別の会社が有ったりするのを防ぐやつ。
   [Champagne]改名することになったのもおそらくこの権利に抵触したから)




はい、じゃ知的創造物についての権利ってどんなものがあるんだ。

・知的創造物についての権利の分類


・特許権…「発明」を保護

例:画面タッチで指紋認証等の 「新規性」のある発明を保護

・実用新案権…「物品の形状等の考案」を保護

例:シャンプーの横に溝をつける等の、より便利になるための工夫を保護

・意匠権…「物品のデザイン」を保護 (工業的に大量生産できるもの)

例:iphoneのシャレオツな形状をパクらせないようにするやつ

・著作権…後述


・回路配置利用権…「半導体集積回路の回路配置の利用」を保護

例:名前の通り

・育成者権…「植物の新品種」を保護

例:デコポンのように植物のキメラの発明を保護

・営業秘密…「ノウハウの盗用等の不正競争行為」を規制

例: 産業スパイ駄目よってやつ
 

 -特許庁:平成27年度知的財産権制度説明会テキストより-





うわめっちゃ分類分けされてる。

こんだけ分類があって、

その知的所有権(財産権)の一つなのが著作権でありやす。


では著作権について



まず著作物とは先ほども説明した通り、
音楽、絵、文章、映像、写真、プログラム 建築、図形など、
「思想または感情を創作的に表現したものであって、
文芸、学術、美術または音楽の範囲に属するもの」と説明されている。
まぁこの辺わかる。


では著作物に対してどんな権利があるの?


著作権の種類



・著作人格者権

作った人が作ったことを証明し保護する権利

 ・公表権

未発表の物を、いつどんな方法で発表するか自由に決定できる権利

 ・指名表示権

実名使うか変名(ペンネーム等)を使うか自由に決定できる権利

 ・同一性保護権

タイトルや内容を変えることを防ぐ権利
 


・著作財産権

  著作物を営利目的で使う際生じる権利

 ・複製権

  著作物のコピーを作る権利

  ・上映権・演奏権

演劇や音楽の著作物を公共の場で演奏するための権利

 ・公共送信権

著作物をテレビ・ラジオ等で不特定多数の公衆に送信するための権利

 ・口述権

文学作品等を公共の場で読み上げるための権利

 ・頒布権

映画等を複製してどこに頒布するか決める権利

 ・展示権

美術品などの著作物を公共の場で展示するための権利

 ・譲渡権

複製品を譲渡して公に広めるための権利

 ・貸与権

複製品を貸与して公に広めるための権利

 ・翻訳権、翻案権

他の言葉へ翻訳したり、テレビ化ゲーム化等の他コンテンツへの
  翻案をする権利


著作権を取得するにはどうすればよいのか


「著作物を製作した時点で著作権が発生する」為特別な申請は不要。
 しかし不安な場合は、文化庁で申請ができるため作成した時点で登録も可能。

外バンやってる人もいるわけだし、
 ある程度人気、知名度が出てきたらオリジナル曲の著作権を登録しておいても
悪いことはないかもしれんなぁ



では、本来の目的である

twitterやブログではどのような行為が著作権侵害にあたるのでしょうか


twitterとかブログで書くときどんなことがダメか



・金儲けの目的じゃない個人のブログへの著作物の転載って可能なの?

A.ダメです。
著作物の利用には、
商業目的であるか否かに関係なく
著作財産権を有するものの許諾が必要
身内しか見ない場合でも、
アクセス制限を描けない限り
ネットに上がった時点で全世界に配信されるため、
例外ではない。

つまり
Aさんが撮った写真をブログに載せる場合、
Aさんに許可を取らなければブログに写真を載せてはいけないことになる。


・youtube等の動画を張り付けるのって平気なの?

A.大丈夫
youtubeに動画が挙げられていて、
その動画をリンクする形となっているため、著作権侵害に該当しない。
(ただし、明らかに違法アップロードであることが分かっている動画を
張り付けた場合、著作権侵害を助長しているとみなされ、罪となる。)
しかし、youtubeの動画を何らかの形でダウンロードを行い、
その動画をブログに載せた場合アウト
というかyoutubeの動画をダウンロードした時点でアウト(刑罰の対象)

同様の理由でTwitterに上がったツイート(写真付き含む)を
ブログに載せることも基本的に著作権侵害には当たらない。
この際プロフィール等に「外部ブログ等への転載を禁止」と書いていても、
Twitterのサービス規約に対して違反でないため、
TwitterのAPIを使っている限り著作権侵害には当たらない。


・webサイトのスクリーンショットを投稿するのは?

A.条件を満たせば大丈夫
第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
とあります。この引用の目的条正当な範囲内とは

引用における注意事項
 他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合,すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
  • (1)他人の著作物を引用する必然性があること。
  • (2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
  • (3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
  • (4)出所の明示がなされていること。(第48条)
    (参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
スクリーンショットを張り付けても、この条件を満たせば問題ないです。
しかしブログではともかくTwitterでこの条件を満たすのはかなり困難。
Twitterでスクリーンショットを載せるのは
できるだけ控えたほうがいいかもしれません


ちなみに、


・友人間でCDの貸し借りは著作権侵害になりますか?

A.侵害にあたらない
友人間の場合、公衆への配布に当たらないため。侵害にあたらない。
ただし、リッピング(内臓データの抽出)した音源の譲渡は
複製に制限がかけられないため違法。
なお、DVDの場合どのような場合でも、リッピングが禁止。(刑罰はない)
さらに、クラウド上に音源を上げた場合、個人のみでの利用であっても
インターネットにデータを上げたこと自体が公衆への配布とみなされ
違法


まとめ


著作権、実は意外と侵害してるんじゃないですか?

結構書いたつもりなのですが、実際のところ一部しかかけていません。


すみません( ;∀;)

イラストサイト等で登録の際の注意事項を読むと、

実は自分が作った作品にもかかわらず、

著作権を運営に譲渡することになってしまっている。なんてこともよくあります。

音楽にしろ、絵にしろ、自分の作品を守るために著作権の知識をしっかり持ち

身を守ってほしいと思います。

このブログを見て、少しでもいいので

著作権の知識を頭に入れていただけると幸いです。

JASRACのことも触れたかったのですがそれはまた今度。

質問あれば聞いてくれれば、できるだけ調べてお答えします。

参考文献


・文化庁
 「著作物が自由に使える場合」 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/chosakubutsu_jiyu.html
 「平成26年通常国会 著作権法改正等について」 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/h26_hokaisei/

・特許庁
 「平成27年度知的財産権制度説明会(初心者向け)テキスト」 閲覧日 2017/02/13
 URL:https://www.jpo.go.jp/seido/s_gaiyou/chizai01.htm

・みんなのための著作権教室 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://kids.cric.or.jp/index.html

・著作権を詳しく知るために-ネコにもわかる知的財産権- 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://www.iprchitekizaisan.com/chosakuken/chosakuken.html

・SECOM セコムトラストシステムズ株式会社
 「ブログを書くときに知っておきたい、著作権に関する知識」 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://www.secomtrust.net/colum/blog/#

・GIGAZINE
 「ネット上にデータを保存するサービスはすべて著作権侵害で違法です」 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://gigazine.net/news/20070526_music_storage_illegal/

・moxbit
 「CDのリッピングは合法!勘違いしている人が多いリッピング違法化まとめ」 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://www.moxbit.com/2012/12/cd-ripping-illegality.html

・創作支援屋 くつキッチュスクラップス!
 「他サイトのキャプチャ画像は『無断』で使用可能。ただし引用の要件を理解して安全な利用を。」 閲覧日 2017/02/13
 URL:http://92kitsch.com/news/the-copyright-law/quarto/


to be continued...

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